肝腎陰虚を補うのに最適な処方」というものはない。 肝腎の陰虚を補う漢方処方としては、柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)、劉維帝黄丸(りゅうい帝おうがん)などがあり、症状に応じて薬の味を加減し、個人の状態に合わせて使用します。 患者は薬を使用する前に医師に相談し、自己判断で薬を使用しないこと。 肝腎陰虚は、主に肝と腎の陰虚と虚熱の内乱によって起こるもので、長引く病気、感情や情緒の内傷、性交の不摂生などが主な原因です。 めまいや耳鳴り、腹部や肋骨の膨満感や痛み、腰部や膝部の痛みや脱力感(腰部や膝部に痛みや脱力感がある)などが一般的な症状です。 柴胡桂枝乾姜湯は、劉維帝黄丸に枸杞子、菊花を加えたもので、補腎、養肝、明目作用があり、主に肝腎陰虚の治療に用いられ、めまいや両目のかすみ、目の乾きや風涙などの症状がみられます。 劉維帝黄丸はRadix Rehmanniae Praeparata、Rhizoma Dioscoreae、Rhizoma Coptidisなどから構成され、陰を養い腎を補う作用があり、主にめまいや耳鳴り、腰痛や膝の痛みや脱力感(腰や膝の痛みや脱力感がある)、骨の蒸れや潮熱(熱が爆発し、骨の内側から外側へ熱が伝わってくる感じ)、精液下痢や寝汗(睡眠後に異常な発汗があり、起床後に発汗が止まる)などの治療に用いられます。 薬の使用は医師の指導の下で行うことが推奨され、単独で使用することはできません。