各種の腰痛を治療するための特別なツボには、委中ツボ、腰痛ツボ、円跳ツボなどがある。漢方医学では、病気を対症療法的に治療するので、特別なツボというものはない。 1.大腿二頭筋の腱と半腱様筋の腱の間、膝窩の中点にあるツボ。 急性腰椎捻挫、腰痛、殿部痛、下肢痛などの腰部疾患の治療に用いられる。 また、急性の下痢、デングツ(皮膚がペンキを塗ったように赤く見える急性の感染症)などの治療にも用いることができる。 2.腰痛のツボは経絡外奇点に属し、手の甲の第2・3中手骨と第4・5中手骨の間、片手に2点、手首の甲の遠位横筋と中手指節関節の間の真ん中のくぼみにある。 急性腰椎捻挫の治療によく使われる。 3.臀部の仙骨裂隙と大腿骨転子とを結ぶ線上の窪みの中央と外側の1/3にある。 このツボは、下肢の放散痛を伴う腰痛や、風疹や風邪などの病気の治療に用いることができる。 鍼灸の施術は、危険を避けるために個人鍼灸ではなく、専門の医師が行う必要がある。