超音波検査における肝エコーとびまん性肝病変の違いは、びまん性肝病変が一般的に広範な肝障害を伴うのに対し、肝エコーは限局性肝病変による画像変化を示唆することである1。 1.肝エコーの粗大化とは、肝細胞の壊死や自己防御機構による線維化などの病理学的肝障害のことである。 線維化した肝組織は正常肝組織よりも密度が高いため、エコーが粗大化・増強する。 2.肝硬変や脂肪肝はびまん性病変 肝硬変や脂肪肝はびまん性病変である。びまん性病変は、B型肝炎、C型肝炎、脂肪肝、アルコール性肝、薬剤性肝障害などでよくみられる。 超音波検査で発見された肝臓の異常な変化は、診断と治療のために通常の病院に紹介されるべきである。