胸部脊柱管狭窄症手術の離床までの期間は、患者の病状と手術方法によって決めるべきであり、一概には言えません。 一般的に、単純減圧術の場合、術後3~5日で離床でき、減圧術に内固定術を加えた場合、術後徐々に離床できるようになるまで、約1ヶ月かかることがあります。
1.単純な脊柱管減圧術:脊柱管を拡大・減圧して脊髄や神経根への圧迫を軽減する方法で、一般的に胸椎椎間板ヘルニアなどによる胸部脊柱管狭窄症に用いられます。 椎骨が安定しているため、手術中に椎骨を固定する必要がなく、ほとんどの患者が低侵襲手術を受け、術後3~5日でベッドから起き上がることができます。
2.椎体減圧・内固定手術:脊柱管を拡大・減圧した後、椎体が不安定なため、椎体がずれて再び脊柱管狭窄を形成しないように、椎体の上下に固定を行います。 手術の規模が大きく、通常は開腹手術となるため、術後はドレーンを入れる必要があることもあり、術後徐々にベッドから起き上がれるようになるまで1ヶ月程度かかることもあります。
胸部脊柱管狭窄症の手術後、何日でベッドから起き上がれるようになるかは、病気や手術方法、術後の回復具合などによって判断する必要があります。やみくもにベッドから起き上がると、かえって悪い結果を招くことがありますので、医師の指導のもと、一歩一歩進めることをお勧めします。