(1)脊椎変性による狭窄:加齢変化や脊椎への負担による椎体板の肥厚.椎体冗長性による狭窄.小関節の肥大.ligamentum flavumの肥厚などにより.脊柱管の体積が減少するものなど。 (先天性及び後天性の変形による狭窄.椎間板ヘルニアによる脊柱管容積の減少による狭窄.椎間板ヘルニアと軽度の脊柱管狭窄の合併による狭窄等の複合的要因によるもの。 (3) 椎骨の変性不安定性.椎骨すべり.骨溶解による狭窄。 (4) 医学的起因による狭窄:椎間板摘出や腰椎固定術などの手術に伴う骨棘や隣接するセグメントの変性.椎間板ヘルニアにおける髄核のリゾ注入による瘢痕や癒着など。 (5) 傷害性狭窄:例:圧迫骨折.椎体の転位を伴う椎体厚壁の脊柱管内への突出破裂。 (6) その他:変形性骨炎(パジェッツ病)では脊髄の変形があり.脊柱管が縮小することがある。フッ素症でも過形成の変形があり.狭窄を生じることがある。