心房細動はリウマチ性心疾患の僧帽弁狭窄症患者に最もよくみられるタイプの不整脈である。 左房圧亢進による左房の拡大と心房壁の線維化が心房細動持続の病理学的基盤である。 心房細動は頻回の心房性期外収縮から始まり、発作性心房細動、持続性心房細動、そして心房細動が長期化すると永続性心房細動に移行する。 心房細動の発生率は左房拡大や年齢とともに増加する。 心房細動を発症したリウマチ性心疾患患者は心室速度をコントロールし、血栓症を予防するためにワルファリンなどの抗凝固薬を使用すべきである。 重度の僧帽弁狭窄症に対しては、バルーン拡張術や人工弁置換術が選択肢となる。 リウマチ性心疾患の患者は速やかに医師の診察を受け、医師の指導のもとで原疾患の治療と合併症の予防を積極的に行うべきである。