漢方薬を外用すれば腫瘍は消えますか?

中医学では、腫瘍は「積滞(しこり)」(腫瘤)の範疇に属し、その多くは気滞や瘀血などの因子が関係していると考え、血行を活性化し、瘀血を取り除き、しこりを分散させる作用のある漢方薬、例えば三苓散や車前散などを外用することで治療できると考えている。 腫瘍の発生や進行は患者の状態や体格に関係するので、漢方薬の外用で腫瘍が消えるかどうかは総合的に考える必要があり、一概には言えない。
1.参苓:この薬は破血通絡(血を破って気を動かすこと)、消溜解痛(滞りをなくして痛みを和らげること)の効能があり、しこりの蓄積、月経困難症、月経閉止滞血、胸痺(胸が詰まるような痛み)、心臓の痛み、食道胃停滞(食べ物が消化されずに胃に溜まらなくなること)、膨満感、痛みなどの疾患に用いることができる。 薬の使用では、薬は妊婦のための薬に加えて、マナ硝酸塩、玄明粉末と一緒に使用することは禁止されていることに留意すべきである。
2.桂枝茯苓丸:本剤は気血を促進し、積滞を除去し、痛みを和らげる効能があり、積滞、瘀血、月経閉鎖、胸部麻痺、心臓痛、食積脹痛などの治療に用いることができる。 使用にあたっては、妊婦の使用は禁止されていることに注意する必要がある。
腫瘍のある患者には、エビデンスに基づいた治療を行うため、専門の医師の指導のもと、通常の病院で診察・治療を受けることを薦める。