心筋ブリッジは冠動脈の異常な発達によって起こるが、心筋ブリッジを持つ患者のほとんどは症状を経験しない。 ごく少数の患者は、胸部圧迫感、動悸、不整脈、心筋梗塞などの狭心症様の症状を経験することがある。 ベタルシル(酒石酸メトプロロール)などのβ遮断薬やベラパミルなどのカルシウム拮抗薬を医師の管理下で使用すれば、症状を和らげることができる。
β遮断薬や非ジヒドロピリジン系カルシウム拮抗薬は、心筋収縮力を低下させ、心拍数を低下させ、拡張期を延長させることにより、冠動脈壁への圧力を低下させ、冠動脈の充満時間を延長させることができる。
患者が心筋ブリッジと診断され、臨床症状が現れたら、医師の指導のもと標準的な方法で治療を受けるべきであり、自己判断で薬物療法を行うことは、病状を遅らせたり、有害な結果を引き起こしたりしないためにも避けるべきである。