グルタミンは眼瞼痙攣に治療効果を示さない。
眼瞼痙攣とは、まぶたが不随意に引っ張られたり、ズキズキしたりすることで、主に不随意閉眼やまばたきの回数増加によって現れる。 その病因はさまざまで、眼表面の刺激性病変による反射性一過性眼、精神的要因による眼瞼痙攣、特発性眼瞼痙攣などがある。
眼病変の場合は眼科専門医による治療が必要である。心因性の場合は、主にトゥレット症候群の患者にみられるが、精神療法薬のほか、対症療法としてハロペリドールなどを併用することもある。特発性の場合は、クロナゼパムの内服、ボツリヌス毒素注射などの対症療法が中心となる。
植物性神経疾患は一般に眼瞼痙攣症状を引き起こさない。 グルタミンは中脳機能調節薬であり、内分泌バランス障害や植物性神経機能障害を調節する作用があるため、眼瞼痙攣には有用ではない。
眼瞼痙攣の患者は、やみくもに自己治療するのではなく、適時に医師の診断を受け、医師の指導のもと標準化された治療を受けることが勧められる。