化学療法後に腫瘍が縮小し、マーカーが上昇した場合の対処法

化学療法後に腫瘍が縮小しても、マーカーの上昇は必ずしも化学療法が無効であることを意味せず、一過性の上昇である可能性もあるため、患者は転移や再発を除外するためにさらに検査を受けるべきである。 化学療法後の腫瘍マーカーの上昇は、一般に化学療法が無効な場合と腫瘍マーカーの一過性の上昇の2つのケースに分けられる。 化学療法後に患者の腫瘍が縮小しているため、化学療法が無効であることは当分考えられず、化学療法のレジメンを当分変更することはできない。腫瘍マーカーの上昇は、多数のがん細胞が壊死して腫瘍マーカーが一時的に血中に放出された結果である可能性があり、患者は上昇の理由をさらに検査すべきである。 さらに検査を行い、異常がなければ経過観察を行い、一過性の上昇は1~2ヵ月後には徐々に低下し、腫瘍の再発や転移を防ぐために定期的に再検査を行う。