270μmol/Lの新生児黄疸は高いと考えられるか?

黄疸の値はビリルビン濃度である。 新生児のビリルビン濃度は270μmol/Lと非常に高い。重症度は、新生児の年齢、新生児溶血、窒息、アシドーシス、高体温、敗血症、低体温、低血糖などの危険因子の有無によって異なる。
黄疸は通常、新生児のビリルビン濃度が85.5~119.7μmol/Lを超えると肉眼で確認できるようになり、270umol/Lに達するとより高くなる。新生児が生後2~4日以内に血清総ビリルビン値が270μmol/Lに達し、高リスク因子を伴っている場合は、より重篤な状態であり、ビリルビン脳症の発症を避けるために早急な治療が必要である。
生後4日以降に血清ビリルビン総量が270μmol/Lになり、危険因子がなければ、重症度は低く、通常、正期産児では黄疸は5~7日で治まり、遅くとも2週間以内、早産児では黄疸は7~9日で治まり、最長でも3~4週間かかる。
黄疸が270μmol/Lの新生児は、黄疸がおさまらない場合は小児科医に相談し、病気の原因を特定し、的を射た治療ができるようにする必要がある。