潰瘍性直腸炎は通常より癌化しやすく、経過とともに癌化の可能性は高くなるが、全体として潰瘍性直腸炎で癌化する可能性は比較的小さい。 潰瘍性直腸炎は原因不明の大腸のびまん性炎症性疾患である。 潰瘍性直腸炎で8年以内に癌になる確率は非常に低いが、30年以上罹患している人では癌になる確率がかなり高くなる。 現在、中国では潰瘍性直腸炎に関する統計的研究は少ないが、発癌確率に関する海外の研究によると、罹病期間が10年、20年、30年の患者の発癌率はそれぞれ2%、8%、18%で、平均発癌期間は23.5年である。 南方医科大学も国内人口を対象に調査を行ったが、10年、20年、30年の患者のがん罹患率はそれぞれ1.15%、3.56%、14.36%で、全体の平均がん罹患率は0.87%であった。 したがって、潰瘍性直腸癌が癌化する確率は全体として非常に低く、早期に標準的な治療を受ける限り、癌化することはほとんどありえない。