特発性振戦は原発性振戦とも呼ばれる。 振戦が唯一の症状である一般的な運動障害である。 発症は緩徐で、進行は緩徐であり、長期寛解に至ることもあり、通常、余命には影響しない。 しかし、常染色体優性遺伝であり、一定の確率で遺伝する。
1.臨床症状:特発性振戦の発症機序や病態変化はよくわかっていない。 発症も進行も緩徐である。 年齢に関係なく発症する。 多くは40歳以上にみられる。 振戦は唯一の臨床症状である。
主な症状は姿勢振戦と動作振戦である。 多くの場合、片側の上肢、両側の上肢にみられる。 動揺、緊張、疲労、寒冷などにより振戦が増悪することがある。
2.治療:治療はプロプラノロールやパラセタモールなどの薬物療法が多い。 単剤で効果が乏しい場合は、薬剤を併用することもある。 不安症状が合併している場合は、アルプラゾラムなどのベンゾジアゼピン系薬剤を追加することもある。 その他の薬としては、ガバペンチン、トピラマート、A型ボツリヌス毒素などがある。
特発性振戦が起こった場合は、自己判断で薬を使用せず、重篤な合併症を避けるためにできるだけ早く医師の診察を受ける必要があります。