12 腰椎圧迫骨折では、ほとんどの症例で骨セメントが有 用であるが、神経や脊髄が圧迫されている症例や脊柱管 に大きな空間占拠がある症例では、一般的に骨セメントは用い られない。 12 骨セメントによる圧迫骨折治療は、神経や脊髄の損傷症状はないが、単に圧迫されている高齢の患者に有効であり、即座に痛みを緩和し、患者の可動性を回復させ、患者のQOLを大きく改善することができる。 しかし、もし12椎骨圧迫骨折で神経と脊髄が圧迫されたり、脊柱管が明らかに占拠されたりした場合、あるいは若い人の12椎骨圧迫骨折の場合、一般的に骨セメントによる治療は行わず、脊柱管の減圧+内固定法による治療を行います。 したがって、12椎体圧迫腰椎骨折に対する骨セメントの有用性は、骨折の種類、神経や脊髄の損傷を伴うかどうか、患者の年齢など様々な要素を考慮して、医師の診察によって決定する必要があります。