生後15日目の新生児における先天性心疾患

生後15日目の先天性心疾患の新生児は、その子の状態に応じて医師に相談し、医師の指導のもと治療を受ける必要がある。 以下に、心室中隔欠損を伴うチアノーゼ性先天性心疾患の可能性のある症例と、ファロー四徴症を伴うチアノーゼ性先天性心疾患の症例を示す。
心室中隔欠損症は臨床上最も多くみられるもので、5mm以下の小さな心室中隔欠損症であれば、自然に閉鎖して心機能に大きな影響を与えないこともあるので経過観察で十分であり、5~10mmの中型の欠損症であれば3~5歳で手術が可能であり、10mmを超える大型の欠損症では小児の発育遅延をきたすことがあるので生後6ヵ月以内に手術が必要である。
ファロー四徴症は最も一般的なチアノーゼ性先天性心疾患であり、肺動脈狭窄、心室中隔欠損、大動脈ライド、右室肥大からなる先天性心疾患群であり、小児は全身のチアノーゼ、成長遅延などを認める。
先天性心疾患には、心室中隔欠損症やファロー四徴症のほかに、心房中隔欠損症、動脈カテーテル留置症、完全大動脈転位症などがあります。