埋伏歯位置確認におけるコーンビームCTの臨床的応用

       コーンビームCT画像と3D再構成技術を用いた曖昧な歯の抽出と矯正用ウィンドウの補助を検討する。 方法:従来の表面断層撮影では位置の特定が困難であった53本の両側性歯について,コーンビームCT撮影を行い,そのうちの5本の複雑な両側性歯を3次元的に再構成した.CT画像をもとに最短手術法を選択し45本の両側性歯を抜歯し,8本は開顎牽引により抜歯した. 結果:コーンビームCTスキャンは埋伏歯抜去のための正しい外科的アプローチを選択するための良いガイドとなり,CT3D再構成画像は外科的開口経路を正確に導き,埋伏歯を正常歯列に牽引する時間を短縮することができた. 結論:コーンビームCT画像と3D再構成技術は,従来の湾曲断層撮影や頂部X線写真と比較して,埋伏歯の位置と形態を示すのに有意に優れている.