肺腫瘍が悪性か良性かを判定するには、画像検査、腫瘍マーカー、病理検査、糖蛋白検査を行う。 1.画像検査:良性腫瘍は一般に、画像検査で明瞭で滑らかで均一な形状をしている。 悪性腫瘍は一般に、境界がぼやけ、縁や形が不均一で、ほとんどの悪性腫瘍は単発性である。 2.腫瘍マーカー:肺の悪性腫瘍では、カルチノエンブリオニック抗原の値が上昇する。 3.病理検査:穿刺生検、摘出生検、病理組織の遺伝子検査、喀痰剥離細胞診など。 4.糖蛋白:肺の悪性腫瘍患者ではα-酸性糖蛋白が増加する。 良性腫瘍は通常ゆっくりと成長し、腫瘍が大きくなり過ぎると呼吸困難や胸部圧迫感などの症状を引き起こすが、悪性腫瘍は急速に成長・増殖し、末期になるとやせ、食欲不振、吐血、胸痛などの症状を引き起こす。