MRIの異常信号は腫瘍か?

MRIの異常信号は、腫瘍以外にも、炎症や出血などを示すこともある。臨床検査やその他の検査と合わせて診断を確定することが推奨される。 MRI(Magnetic Resonance Imaging:磁気共鳴画像法)は、原子核が磁場に共鳴して発生する信号を電子計算機で再構成する画像診断法である。 全身の検査に使用でき、血管疾患、甲状腺疾患、神経疾患などを検出することができ、臨床では多くの種類の病変を検出することができる。 MRIの異常信号は一般に、組織細胞の割合や組成の変化、あるいは他の組織に置き換わった異常を指す。 炎症、出血、虚血、梗塞、腫瘍などを示唆することもある。 MRIには複数のシーケンスがあり、DWIが高信号であれば腫瘍や膿瘍の可能性があり、頭蓋骨の松果体領域でT2WIとT1WIの両方で低信号が認められれば、正常な生理的石灰化である可能性がある。 したがって、MRIの異常信号は必ずしも腫瘍とは限らない。 一つの結果で特定の現象と判断すべきではないことに注意し、診断を確定するために適時医師の診察を受けることを推奨する。