尾骨に発生する腫瘍には多くの種類があるが、一般的に尾骨の良性腫瘍と悪性腫瘍は基本的に類似している。
尾骨腫瘍は主に尾骨の原発性腫瘍および他の悪性腫瘍からの骨転移に由来する。
尾椎の良性腫瘍は、主に骨様骨腫、骨芽細胞腫、線維性異形成、動脈瘤性骨嚢胞、単純性骨嚢胞、好酸球性肉芽腫、骨巨細胞腫などである。
悪性腫瘍には一般に骨肉腫と軟骨肉腫がある。
その他の悪性腫瘍としては、肺がん骨転移、乳がん骨転移、腸腫瘍骨転移などがある。
尾骨腫瘍の発生率は比較的低く、臨床的にはまれである。 早期には無症状のこともあれば、仙骨部の疼痛、腫脹および不快感を伴うこともあり、腫瘍が仙骨神経に浸潤して末梢性の放散痛を引き起こすこともある。 悪性腫瘍では、消耗、貧血、高カルシウム血症を呈することが多い。 がん細胞は肺、肝臓などに転移することがあり、咳、肝臓部の腫脹、不快感がみられる。
骨腫瘍の診断は、関連する病理学的検査によって確認される必要があり、患者は、病状を遅らせることのないよう、適切な時期に治療を受けることが勧められる。