薬物に対する免疫はどうなったのか?

薬剤免疫というものは存在せず、薬剤を服用しても効かない理由として考えられるのは、1.菌が薬剤に対して耐性を持っている、2.薬剤がその薬理学的メカニズムで病気を治療できない、3.特殊な薬剤を併用することで治療効果が低下する、などである。 薬剤耐性は自然耐性と獲得耐性に分けられる。 自然耐性は細菌の染色体が遺伝的に化学構造と組成が異なるためで、それ自体は抗菌薬に感受性がない。後天性耐性は、細菌が抗菌薬と長期間接触した後、自身の代謝経路や構造を変化させ、本来の抗菌薬では死滅しなくなることによる。 また、ニフェジピンと抗結核薬であるリファンピシンを一緒に服用すると、ニフェジピンの有効薬物濃度が低くなり、降圧治療効果が低下するなど、一緒に服用すると治療効果が低下する薬剤があります。 したがって、自己判断で薬を服用する前に医師に相談し、その上で合理的に薬を使用することをお勧めします。