子どもの下痢と発熱にどのような抗ウイルス薬を服用すべきか

下痢や発熱を伴う小児は感染性下痢症(IDD)が一般的で、ウイルス感染や細菌感染が原因となることがある。 ウイルス感染症はほとんどが自然治癒し、抗ウイルス薬の内服は必要ないが、細菌感染症では抗菌薬の使用が必要であり、抗ウイルス薬の内服では効果がない。
感染性下痢症は小児科でよくみられる疾患であり、経過中に発熱、下痢、嘔吐、重症になると尿量減少などの脱水症状がみられるが、自己限定性疾患によるウイルス感染症などは、抗ウイルス薬を使用する必要はなく、下痢止めのモンテルカスト内服や発熱症状の緩和のためのイブプロフェン内服など、合理的な対症療法を行い、適宜、補水療法を行うことができる。
白血球が見える細菌感染症の場合、抗ウイルス薬を使用しても治療効果がないため、一般的にはセファクロル、セフィキシムなどの抗菌薬を使用し、同時に対症療法を行う必要がある。
下痢や発熱のある子どもは、適時に医師に相談し、専門医の指導のもとで適切な治療を受けることを勧める。 上記の薬剤は医師の指導のもとに使用すること。