めまいはうつ病やイライラ、食生活の乱れ、腎精の不足、気血の虚弱などに伴うことが多く、実症状と虚証に分け、白翳、内関、肝兪、腎兪などのツボを選んで症状を見極めます。
1.固:治療は肝を鎮めて陽を沈め(肝の陽気が上がりすぎるのを抑制する)、痰を解消し、めまいを直すことで、主な経穴は白翳、風池、内関、太衝、肝陽亢進(肝の陽気が上がりすぎて、めまい、立ちくらみ、頭痛などの症状を起こす)の合谷は興脉、川芎、太渓、痰湿閉塞(脾胃に痰湿が停滞する)の合谷は中脘、豊隆、銀陵泉です。
2.虚証:治療は気を益し、血を養い、腎精を補い、白翳、風池、肝兪、腎兪、足三里、腎精虚証のツボは至母、項中、三陰交、気血両虚証のツボは奇海、脾兪、胃兪、風池の操作は平性強壮、平性下痢法、肝兪、腎兪、足三里などのツボは強壮法。
以上のツボへの鍼灸はめまいの治療に有効であるが、鍼灸は専門の医師が行い、また原因を特定し、明確な診断を下し、原疾患の治療に注意を払う必要があることに注意する。