抜歯後の出血の原因とコントロールに関する臨床的分析

  目的】抜歯後出血161例を分析し.抜歯後出血の原因や治療法についてまとめる。  方法:当科で抜歯後に出血した患者161名の臨床データをレトロスペクティブに解析し,出血の原因をまとめ,考えられる予防策を検討し,一般的に用いられる止血方法の有効性を比較する.  結果:抜歯後の出血の原因は,乱暴な操作,抜歯の時期や適応の不規則性・不適切さによる局所軟部組織の損傷であり,全身疾患も無視できない原因である. 大半は局所圧迫やカシメで止められるが.中には止血のために縫合や止血剤の塗布を必要とする患者もいた。  結論:抜歯後出血は,救急歯科診療において最も頻度の高い疾患の一つであり,全身的要因と局所的要因の両方によって引き起こされる可能性がある.