夜中のめまいは、良性頭位めまい症が原因の場合と、高血圧や頚椎症が原因の場合がある。
1.良性頭位めまい症:臨床的には耳石症とも呼ばれ、夜中に急に寝返りを打ったり、座り込んだりすると、耳石が三半規管に落ちてきて、夜中にめまいが起こり、視野回転や眼振などの症状を伴うことがあります。
2.高血圧:高血圧の既往がある人に多く、降圧剤の役割が限られているため、夜中に血圧の変動を起こし続け、その結果、脳血管内の圧力が上昇し、夜中にめまいを起こすことがあり、頭痛、吐き気などの症状を伴うこともある。
3.頸椎症:椎骨動脈型頸椎症によく見られ、枕が適切でないため、夜間の睡眠が局所的な血管圧につながりやすく、その結果、椎骨脳底動脈の血液供給が不足し、夜中にめまいを起こすことがあり、頭痛、首や肩の不快感などの症状を伴うこともある。
夜中のめまいは、他の要因も関係している可能性がありますので、症状が改善しない場合は、早めに医師に相談し、原因をはっきり診断してもらい、医師の指導のもと治療を受ける必要があります。