両側前頭部の虚血巣は血栓か?

脳虚血巣は医学的診断名でも病名でもなく、頭部CTやMRIなどの画像検査で発見される画像徴候である。 極めて大多数はアテローム性動脈硬化症、すなわち長期の高血圧、高脂血症、糖尿病による全身のアテローム性動脈硬化症の結果として脳血管系に生じる二次的変化である。 脳深部小血管の急性狭窄はしばしば小さな海綿状梗塞を引き起こすが、慢性狭窄は長期にわたる血液供給不足によって虚血巣を生じる。 したがって、虚血巣は血栓というよりもむしろ脳の慢性虚血の画像所見である。 虚血巣が出現したら、早期に医師に相談し、虚血巣のさらなる進行を防ぐために、専門医の指導のもとで早期介入・治療を行うことが推奨される。