下肢に静脈血栓症があっても仕事に行けますか?

下肢静脈血栓症があっても仕事ができるかどうかは、重症度や仕事内容によります。
下肢静脈血栓症の症状が重篤でなければ、抗凝固療法としてワーファリンやアスピリンの服用を継続することで、症状をコントロールし、通常の精神労働や軽度の肉体労働はおおむね再開できますが、労働と休養のメリハリをつけ、仕事量を適切に減らす必要があります。
下肢静脈血栓症後に症状が重くなると、抗凝固療法後も深部静脈血栓症に発展したり、重篤な血栓症症候群を引き起こしたりする可能性があり、患者のQOLに影響を及ぼすだけでなく、仕事面にも影響を及ぼすので、状態が不安定な時は仕事をしない方がよい。
静脈血栓症が発見された後は、定期的に状態を見直し、重症度や経過を把握し、就労が不可能な場合は積極的に治療を行い、安静に留意し、活動量を適切に減らすことが推奨される。