5cm以上の子宮筋腫は必ずしも手術を必要としないが、5cm以上の子宮筋腫は外科的治療の適応があり、閉経女性の一部で臨床症状を伴わない場合は経過観察が可能である。
1.子宮筋腫の手術適応には以下のようなものがある:
(1)子宮筋腫が月経過多、二次性貧血、激しい腹痛、性交時痛、慢性腹痛、筋腫の捻転による急性腹痛などの原因となり、手術による治療が必要な場合。
(2)子宮筋腫が大きく、膀胱、直腸、尿管などを圧迫し、対応する症状を引き起こす。
(3)粘膜下筋腫による不妊症、流産を繰り返す場合、外科的治療が必要。
(4)筋腫の変性が疑われる場合、特に肉腫様変化を伴う場合は、できるだけ早期に手術が必要である。
(2)漿膜下筋腫のような無症状の筋腫は、特に閉経に近づいた女性では、筋腫が5cm以上であっても経過観察が可能である。
子宮筋腫が発見されたら、速やかに医療機関を受診し、臨床症状に応じて治療方針を決定することが重要である。