セチリジン(塩酸セチリジン錠)は、強いかゆみを伴う脂漏性皮膚炎の補助的治療薬となりうるが、この疾患は主に外用薬で治療され、塩酸セチリジン錠の内服だけでは効果は限定的である。
脂漏性皮膚炎は、頭部や顔面に鱗屑性の紅斑を生じ、かゆみなどの症状を伴う。 この疾患は、皮脂分泌異常、マラセチア感染、免疫因子、表皮のバリア障害などが関係している可能性がある。 治療は、グルココルチコイド、カルシウム調節性ホスファターゼ阻害薬、サリチル酸などの外用薬が基本で、ケトコナゾールローションなどの薬剤を頭皮に使用することもある。
セチリジン塩酸塩錠は抗ヒスタミン作用があり、アレルギー性鼻炎、蕁麻疹、皮膚のかゆみなどに使用でき、脂漏性皮膚炎のかゆみ症状もある程度緩和される。 本剤の副作用には、眠気、めまい、傾眠、頭痛、口渇、興奮、胃腸不快感などがある。 この製品にアレルギーのある人は使用できない。
脂漏性皮膚炎が現れた場合は、医師の指導のもと、個々の状況に応じて医師の診断を受け、使用すること。