狂犬病ワクチンを接種した後に動物に咬まれた場合、接種間隔が3~5カ月未満の場合はブースター注射を、6カ月以上の場合は狂犬病ワクチンのフルコース接種を受ける必要があります。 狂犬病ワクチンは、ヒトの血液中に抗狂犬病抗体を産生させる生物学的製剤であり、これにより、ウイルスが細胞から細胞へと拡散するのを防ぎ、増殖するウイルスの数を減らし、遊離した狂犬病ウイルスを除去することで、最終的にウイルスの繁殖と拡散を防ぎ、狂犬病の予防という目的を達成します。 ワクチン接種後、体内では狂犬病抗体が産生されますが、この抗体は生涯免疫を獲得することはできず、その維持期間は比較的短いものです。 ワクチン接種後6カ月以内に再び動物に咬まれた場合は、咬まれた程度に応じて何回かブースター注射を受ける必要があります。 6ヶ月以上経過した場合は、狂犬病予防接種のフルコースが必要となります。 狂犬病の予防接種を受ける前に、まず標準的な方法で傷の治療を行う必要がありますので、動物に咬まれたら速やかに病院を受診することが大切です。