後頭孔くも膜嚢胞は、嚢胞が大きくない場合は臨床症状を起こさないので、一般的には治療の必要はなく、定期的な検査で十分である。 後頭孔くも膜嚢胞は、後頭蓋窩の小脳髄質孔に発生するくも膜嚢胞で、嚢胞が大きくなく、終生症状がなく、健康診断で偶然発見される程度であれば、治療の必要はなく、定期的な経過観察で十分である。 嚢胞が大きくなって小脳を圧迫したり、閉塞性水頭症を起こしたりして、頭痛、吐き気、嘔吐、目のかすみなど頭蓋内圧亢進の一連の症状が出るようになると、脳ヘルニアとなり生命に関わることもあり、このような場合は治療が必要で、手術で嚢胞を摘出し圧迫を解除します。 後頭くも膜嚢胞と診断された場合は、医師の指示に従って診察・治療を行ってください。