早漏症の治療に用いられる漢方薬には、サルビア、イカリソウ、キイチゴなどがある。 しかし、単体の漢方薬の効能には限界があり、臨床的には漢方医による鑑別の上、他の漢方薬と併用する必要がある。 沙元子:腎を補い、腎精を固め(腎を補う)、肝を養い、視力を改善する作用がある。 主に腎虚・腰痛、インポテンツ・精子無力症、頻尿、過多月経、目のくま、めまい、目のかすみなどに用いる。 仙麻黄:腎を温めて陽気を強め(腎の陽気を温めて調える)、寒を払い、湿を取り除く作用がある。 精虚冷精、頻尿、寒湿麻痺、無力・筋骨虚弱、腹痛、冷え下痢などに用いる。 陰虚火(体内の陰精が失われ、火が不足している)の場合は服用しない。 乾燥し毒性があるので、長期間服用しないこと。 ラズベリー:精を固め、尿を縮める(精液と尿を固め、勝手に漏れないようにする)作用があり、肝腎を益し、眼を明るくする。 腎気虚、下元虚寒で精液漏出、精子無力、排尿困難、頻尿、インポテンス、不妊症のほか、肝腎虚(肝と腎が虚弱)、両目冴えない、目がかすむなどの治療に用いる。 陰虚火旺、短小紅尿(濃い黄色の少量の尿)の場合は注意が必要である。 早漏の場合は、早めに病院を受診し、医師の指示に従って服薬することを勧められる。