直腸癌の術後3ヵ月は、定期的な血液検査、血液生化学検査、胸部X線検査、腹部と骨盤の超音波検査を繰り返す。 予防的回腸吻合術を行った場合は、大腸内視鏡検査も必要である。 直腸癌は直腸S状結節から歯状線までの間の癌を指し、消化管の最も一般的な悪性腫瘍の一つである。 外科的治療後、患者は通常3ヵ月後に通院して定期的な血液検査、血液生化学検査などの定期検診を受けなければならない。また、胸部レントゲン写真や腹腔・骨盤腔の超音波検査を行い、両肺や腹部・骨盤内臓器の状態を確認しなければならない。 予防的にイレウス瘻も造設している場合は、基本的に術後3ヶ月で直腸を戻す時期であり、この時に上記の検討項目に加え、直腸吻合の治癒状況を把握するために大腸内視鏡検査を行う必要がある。 直腸癌の治療は手術が中心である。 術後は、肺無気肺や肺感染を予防するために、自立咳嗽、喀痰排出、深呼吸などの呼吸運動を心がけ、腸管癒着を軽減し、血栓症を予防するために、早期に離床することが術後の回復につながる。 術後は術後リハビリ訓練に注意し、3ヵ月後には意識的に通院して経過を観察することを勧める。