CA125とCA199は腫瘍マーカーの2つで、そのうちCA125は子宮内膜症の発生に、CA199は消化管腫瘍の発生に密接に関係している。 月経困難症が進行性に悪化していたり、超音波検査で骨盤泥様エコー腫瘤が見つかり、同時にCA125値が上昇している場合は、子宮内膜症の発生を強く警戒する必要がある。 また、慢性骨盤内炎症性疾患や骨盤内滲出液のある患者では、CA125の上昇も起こりうる。 CA199は、主に膵腫瘍、直腸癌などの消化管腫瘍の発生に関係する。また、慢性膵炎、胆石、肝硬変などでも上昇する。 腫瘍マーカーが上昇した患者さんには、婦人科超音波検査、骨盤MRI、消化管顕微鏡検査、腹部CTなどの関連検査を改善し、病気の原因を明らかにした上で、医師の指導のもと積極的な治療を行うことをお勧めします。