[要旨】 目的 近位仮性血管血栓症を伴う急性B型大動脈瘤患者の画像的特徴.原因.治療法について検討する。 方法 2010年1月から2012年10月までに鄭州大学第一付属病院血管・血管外科で64列以上の全大動脈CTAにより近位偽腔血栓症と診断された急性B型大動脈縮窄症患者6例の臨床データと追跡データをレトロスペクティブに解析した。 結果 6例とも2~4週間の保存的薬物治療後に退院し,6カ月~2年間の経過観察を行った。 CTAのダイナミックレビューでは,上から下へ徐々に偽腔状血栓が形成され,徐々に吸収されることが示された. 結論 近位偽腔血栓症を伴う急性期Stanford B型大動脈瘤は血行動態的に安定期にあり,TEVER治療を必要としない. 長期間の画像精査を伴う保存的薬物療法が本疾患の治療法として選択される. 鄭州大学第一附属病院血管外科 王志偉