糖尿病患者のD-ダイマーを調べることは、血栓症の有無を調べ、その後血管障害の有無を判断するのに役立つことが多い。
Dダイマーは凝固検査の一つである。 D-ダイマーの上昇は凝固能亢進と二次性線溶亢進の存在を示すので、D-ダイマー濃度は血栓性疾患の診断、治療効果の評価、予後予測に臨床的に重要である。
糖尿病患者では、長期にわたる血糖コントロール不良が大血管の病変を誘発しやすく、その後に血栓症が起こりやすいので、糖尿病患者のDダイマー検査は、通常、血栓症の有無を観察し、血管病変の有無を判断するのに役立つ。
Dダイマーの上昇は、凝固能亢進、播種性血管内凝固、腎疾患のある患者や血栓溶解療法中によくみられる。 Dダイマー陰性は、基本的に肺塞栓症の臨床的除外の根拠として用いることができる。
Dダイマー異常のある糖尿病患者は、医師の診察を受けることが勧められる。