胸腺腫には良性・悪性の分類はなく、腫瘍周囲浸潤の有無、転移の有無などによって4つの病期に分けられ、病期によって再発率が異なる。
胸腺腫は正岡古賀病期分類に従って4つの病期に分類できる。すなわち、1期は胸腺腫周囲浸潤、2a期は顕微鏡的胸腺腫周囲浸潤、2b期は肉眼で確認できる隣接脂肪浸潤、3期は隣接構造/臓器浸潤、4a期は胸膜/心膜浸潤、4b期はリンパ管/血流転移である。
胸腺腫の再発は、腹膜の有無、臓器の損傷、転移などに関連する。腹膜があり、周囲の臓器の癒着がない病期1は、通常、手術後に再発しない。腫瘍の浸潤があり、腫瘍が完全に切除された病期2は、手術後に再発および転移する可能性がある。
したがって、胸腺腫の診断は、有害な結果を避けるために早期に治療すべきである。