運動性姿勢性めまい症は良性発作性頭位めまい症で、耳石症とも呼ばれ、体位の変化に伴うめまいである。 良性発作性頭位めまい症の約半数は原因不明で、特発性と続発性に分けられる。 1.特発性めまいは高齢者や女性に多く、加齢による耳石の変性促進、吸収能の低下、安定性の低下などが関係すると考えられ、ホルモンレベルの変化、カルシウム代謝障害、骨粗鬆症なども素因となる。 2.他の耳疾患や全身疾患に続発するもの。 最も一般的な原因は頭部外傷と前庭神経炎で、その他にメニエール病、突発性難聴、中耳・内耳感染症、手術、長期臥床などがある。 この病気は数日から数ヶ月の自然経過で、1年以上経過することはまれですが、再発することもあります。 最も有効な方法は耳石リセットであるが、他の疾患と合併している場合や、リセット後にめまいや平衡障害などの症状がある場合には、ベタヒスチンやイチョウ葉エキスなど内耳の微小循環を改善する薬剤を投与したり、前庭リハビリテーションを行ったりすることもある。 患者が適時に治療を受け、遅れないように治療を標準化することが推奨される。