腎奇形腫瘍が8mmx7mmでも問題ないのですか?

8mmx7mmの腎奇形腫瘍はサイズが小さいため、通常は問題とならず、定期的な検査で十分である。 直径4cm未満の腎奇形腫瘍は、一般に、綿密な経過観察と定期的な検査を行えば保存的治療が可能である。 しかし、腫瘍が、体液貯留を引き起こす収集系の圧迫、腎高血圧を形成する血管の圧迫、出血や破裂などの圧迫症状を発現した場合は、適時の治療が必要である。 腫瘍が4cmより大きい場合は、毛細血管の圧迫による腎機能障害を避けるため、圧迫症状の有無にかかわらず外科的に摘出する方がよい。 そのため、8mmx7mmの腎奇形腫瘍は定期的な経過観察が可能である。 腫瘍の直径が4cmより大きかったり、悪性腫瘍の可能性が否定できない場合は、適時外科的治療が必要である。