徐脈の原因には、生理的なもの、一次的なもの、二次的なものなどがあり、治療には薬物療法、ペースメーカー療法などがある。 1.原因 生理的:フィットネス愛好者、スポーツ選手などの中には、心予備能が強いために心拍数が60拍/分より低くなったり、夜間の安静時に心拍数が低下したりすることが多い。 一次性:洞結節機能障害、房室ブロックなどの原因を含み、シック洞結節症候群、急性下壁心筋梗塞などの原疾患に起因する心臓に属する。 二次性:頭蓋内疾患、甲状腺機能低下症など他の全身疾患によるもの、低体温や薬物の影響によるもの。 2.治療 生理的な原因の場合は通常治療の必要はない。 薬物療法:一次的な原因に対しては、アトロピンやイソプロテレノールなどの心拍数を上昇させる薬剤を用いる。 二次的な原因に対しては、甲状腺機能低下症に対するオイゲノールや体温上昇など、原疾患に対する治療が可能である。 ペースメーカー治療:洞結節機能障害に対する薬剤が無効な場合は、ペースメーカー治療を行う。 徐脈が生じた場合は、早めに医師に相談し、原因を突き止め、状況に応じた治療を行うことが大切です。