心疾患と肺疾患が息切れの原因となることがあるが、その判断は随伴症状、基礎疾患、補助検査によって行う。 1.随伴症状:心不全などの心臓病は息切れの原因となるが、下肢浮腫、肝静脈や頸静脈の逆流徴候陽性、心拍異常などを伴う。慢性閉塞性肺疾患などの肺疾患は息切れの原因となるが、慢性咳嗽、白色粘液性痰などの症状を伴うことが多い。 2.基礎疾患:心不全の既往がある、重労働や感染症の後に突然胸が締め付けられるような息切れが起こるなどの場合は心臓病である可能性が高く、アレルギー性喘息の既往がある、疑われるアレルゲンを吸入した後に突然胸が締め付けられるような息切れが起こるなどの場合は肺病である可能性が高い。 3.補助検査:診断のために、肺CTなどの肺の検査、心臓超音波検査、冠動脈造影検査などの心臓の検査を行う。 患者は自分で診断せず、通常の病院を受診し、関連する検査を受け、医師の指示に従って治療を受けることをお勧めする。