苓桂朮甘湯の分量は、茯苓が4テール(12g)、甘草(煎じたもの)とAtractylodes macrocephalaが各2テール(6g)、桂枝(皮をむいたもの)が3テール(9g)である。 苓桂朮甘湯は、脾を強めて湿を誘い、陽を温めて津液を解消する(体内の陽気を温めて水液の代謝を促進する)漢方処方で、『金匱要略』に由来する。 苓桂朮甘湯の分量は、茯苓4苓(12g)、甘草(煎じたもの)2苓(6g)、桂皮3苓(剥いたもの)3苓(9g)、炙甘草2苓(6g)で、病態や医師の処方により3回に分けて服用する。 苓桂朮甘湯は、めまいや動悸、胸や肋骨の膨満感、息切れや咳、舌が白く滑るなどの症状が現れる中陽虚証の痰(水分の代謝障害による病的産物)の治療に用いる。 この処方の副作用や禁忌は今のところ明らかではないが、飲んでも熱っぽく、痰のからんだ咳をする人には適さないので注意すること。 必要な場合は中医師の指導のもとで服用し、副作用を避けるため単独で服用しないこと。