心臓弁手術後の合併症

心臓弁手術後の合併症には、低心拍出量症候群、不整脈、術後感染症、弁周囲漏出などがある。 1.低心拍出量症候群:一般的なもので、主な原因は手術中に心臓に不可逆的な損傷がある程度生じ、術後に心拍出量が3リットル/分以下に減少することで、低心拍出量症候群と呼ばれる。 2.不整脈:主に年齢が高く、心血管疾患や脳血管疾患のリスクがある患者に発生する。 不整脈が発生した場合、通常は悪性であり、薬物療法で改善するのは容易ではないため、手術前に患者の状態や手術のリスクを評価する必要がある。 3.術後の感染:人工弁は、その拒絶反応のために、個人の体質の違いにより、術後に拒絶反応や感染症を起こす可能性があり、抗拒絶反応薬や抗感染症治療が無効で、再手術の必要がある。 4.弁周囲漏出:主に人工弁の弁尖や弁輪の石灰化によるもので、一般的に弁尖が弱く、弁尖や弁輪が石灰化すると弁周囲漏出が起こる。 呼吸困難、横になれない、浮腫などの症状が出現した後では、通常、修復のための再手術が必要となる。 心臓弁の手術後に合併症を発症した場合は、速やかに医師の診察を受ける必要がある。