腎癌の臨床症状および病期分類に及ぼす腎腹膜浸潤状態の意義について

  目的】腎細胞癌は最も致死率の高い泌尿器科腫瘍である。 腎腹膜浸潤の状態は腎癌の臨床病理学的特徴や予後と関連すると考えられるが.この領域の研究はほとんど行われていない。 今回.腎臓癌の臨床症状や病期分類に対する腎臓腹膜浸潤の状態の意義を検討した。  方法:腎臓腹膜への浸潤状態を,腫瘍と腹膜の関係から,腹膜を貫通していない浸潤と腹膜を貫通している浸潤に分類した. 2006年に当科で治療した連続した腎性疼痛101例の臨床症状,術後病理,TNMステージ(AJCC 2002)をレトロスペクティブに解析し比較検討した。