糖尿病高齢者の突然の眼瞼下垂は、脳血管障害、運動神経麻痺、重症筋無力症などが関係している可能性がある。 1.脳血管障害:糖尿病患者は動脈硬化を起こしやすく、眼経を供給する脳血管の虚血や閉塞を引き起こし、突然の眼瞼下垂(通常は片眼)を引き起こし、また眼球の内方、上方、下方への運動が制限され、複視を生じる。 2.運動神経麻痺:上眼瞼挙筋は運動神経に支配されており、運動神経麻痺の後に完全眼瞼下垂や不完全眼瞼下垂が起こることが多い。 瞳孔散大や光反射の減弱または欠如を伴うこともある。 3.重症筋無力症:全身の筋肉が侵される自己免疫疾患であり、眼瞼下垂、嚥下障害、言語障害、呼吸困難などが現れる。 糖尿病の高齢者は、眼瞼下垂の原因を突き止めるため、早めに病院へ行き、医師の指導の下、原因に応じた標準的な治療を行う必要がある。