ミオシンと心筋ミオシンには違いがあるが、その主な理由は検査項目と対象となる疾患が異なるからである。
クレアチン酵素は一般に、ホスホクレアチンキナーゼ、クレアチンキナーゼアイソザイム、グルタミン酸アミノトランスフェラーゼなどの検査を指す。 クレアチンキナーゼは筋肉を含む様々な組織に存在するため、主に一般的な筋肉疾患のスクリーニングに用いられる。 高値は進行性ジストロフィー、多発性筋炎、重度の筋外傷でしばしば認められる。
心筋酵素は、アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ、乳酸脱水素酵素、クレアチンキナーゼ、アイソザイムなど、心筋に存在するさまざまな酵素の総称である。 急性心筋梗塞の患者では、心筋細胞の壊死によって心筋酵素が心筋内に放出され、心筋酵素が上昇しているように見える場合には、クレアチンキナーゼやそのアイソザイムも上昇していることから、心筋梗塞、狭心症、ウイルス性肝炎、白血病などの検査に主に用いられている。
心筋梗塞と心筋酵素の違いは、主に検査項目が異なることと、疾患が異なることにある。 検査で数値が上昇した場合は、速やかに医師に相談し、対症療法を行う必要がある。