サイトケラチン4.1ng/mlが重篤かどうかは一概には言えず、患者固有の症状を考慮する必要がある。 サイトケラチン4.1ng/mlは基準値より高く、悪性腫瘍だけでなく肺炎や結核などの良性疾患でも認められる。 サイトケラチンは、サイトケラチン19フラグメント(CYFRA21 1)としても知られ、正常範囲は3.3ng/ml未満である。 サイトケラチンは、子宮頸がん、肺の扁平上皮がん、頭頸部の扁平上皮がんなどの腫瘍に対して比較的特異的な腫瘍マーカーの一つである。 良性疾患の中には、結核、慢性閉塞性肺疾患、急性肺炎、慢性腎不全、肝硬変など、血清Cyfra21-1濃度の上昇を引き起こすものもあるが、通常Cyfra21-1濃度は10ng/mLを超えることはない。 サイトケラチンが4.1ng/mlで、不快な症状を伴う場合は、適時検査を行い、器質的疾患の有無を明らかにし、病態を見逃さないようにする。