慢性大腸炎は漢方では「下痢」の範疇に属し、治療には症状の鑑別と内服が基本となるが、鍼灸治療も併用する。
1.漢方薬:肝気が脾を殖やす(肝気が過剰に脾を侵す)には、加味逍遥散の「疼痛性下痢精華」、脾胃虚弱には人参苓白朮散、脾腎陽虚には四神丸、湿熱には葛根湯、寒湿には霍香正気散がよく用いられます。
2.鍼灸:慢性下痢に対しては、天柱、陰陵泉、大腸のツボ、足三里のツボなどを選んで鍼を行い、寒湿の場合は観音、水氣のツボを加え、固熱の場合は内庭、口池のツボを加え、肝兪、太衝などのツボには肝気増脾のツボを加える。
上記のような漢方治療法の慢性大腸炎は、症状が緩和されない場合は、適時に医師に相談し、医師の診断と治療の指導のもと、薬や鍼灸治療を行わず、症状の遅れを避けることをお勧めします。