サル痘ウイルスは痘瘡ウイルスに属し、天然痘ウイルスはオルソポックスウイルス属に属するDNAウイルスの一種である。 1.サル痘病原体は二本鎖DNA(デオキシリボ核酸)ウイルスで、天然痘ウイルスと類似しており、オルソポックスウイルス属に属するが、サル痘ウイルスの感染力は天然痘ウイルスよりはるかに低く、RNAウイルスの構造は突然変異の確率が比較的低いのに比べ、より安定している。 2.サル痘ウイルスは電子顕微鏡で見ると長楕円形か長方形で、エーテルに抵抗できるが、メタノール、ホルマリン、クロロホルムで簡単に不活化でき、56℃で30分間加熱しても不活化できる。 3.サル痘と天然痘の臨床症状は類似しており、主に高熱、局所のリンパ節の腫脹、全身の水疱や膿疱が現れ、出血傾向を伴う。