がんの発熱に対する漢方治療

癌熱は漢方でいう「内傷熱」に属し、漢方医は通常、血虚、陰虚、気虚、気鬱による熱の種類によって薬を使い分ける。
1.血虚による発熱:ハトムギ、竜眼肉などを主成分とする気血を補う脾補血湯を内服する。 冷えによる発熱のある人は使用しないこと。
2.陰虚による発熱:陰を養い熱を取り除くために、陰柴胡と亀の甲羅などを主成分とする清熱散を内服する。 服用中は辛いものを避ける。
3.気虚・熱証:内服薬は中益気湯を補い、甘・温で熱を取り除き(甘・温の生薬で体の熱を治療する)、Atractylodes macrocephala、Pericarpium Citri Reticulataeなどを主成分とする中気を補い、熱証・自汗(昼間に不随意に汗をかき、少し動いただけで悪化する)、疲労・倦怠感などの病気を治療することができる。 薬を使用している間は、長時間の激しい運動は避けることが勧められる。
4.気鬱と熱:気を動かして憂鬱を和らげるために、内服することができ、アンジェリカ、クチナシなどを主成分とする肝排熱は、肝鬱と証拠の火(肝気が滞って火熱になる)を治療することができる。 服薬中は過度の感情を避けることが勧められる。
上記の薬の副作用と禁忌はまだはっきりしないので、癌熱の患者は積極的に病院に行って相談し、漢方医の診断と薬の使用の指導の下で、漫然と薬を服用してはいけない。