重度の脂肪肝ではエストラジオールが高くなり、軽度の脂肪肝ではエストラジオールは高くなりません。 エストロゲンは通常、肝臓で不活性化されアンドロゲンに変換されますが、重度の脂肪肝では肝機能に異常があり、エストロゲンの不活性化が低下しているため、血中のエストロゲンが増加し、エストラジオールが高くなりますが、軽度の脂肪肝では肝機能障害はなく、通常はエストラジオールが高くなることはありません。 エストラジオール高値は、ウイルス性肝炎、薬剤性肝障害、肝硬変など、他の肝疾患でもみられることがあります。また、女性の思春期早発症、卵巣内分泌腫瘍、下垂体腫瘍などでもみられることがあり、妊娠中にミフェプリストンなどの薬剤を服用すると、エストラジオール高値がみられることもあります。 脂肪肝の患者さんやエストラジオールが高い人は、医師の指導のもと、病院で治療を受けてください。